7月21~22日 奥飛騨 剣の溪

7月21~22日 奥飛騨 剣の溪

6月末の定年退職に伴い色々なセレモニーが重なり前回の黒部川釣行から約1ヶ月半が経過、久しぶりの釣行に選んだメインターゲットは剣岳の麓富山の溪!

ターゲット迄は自宅から5時間・・いきなりでは厳しいので21日の朝は途中の奥飛騨の溪を攻めて今回本命ターゲットは22日の朝一で攻める事に・・20日のPM22時出発です。

途中のサービスエリアで仮眠を取って奥飛騨のターゲットにAM4:30到着・・道路わきにシエラを停めて薄暗い中準備に取り掛かります。

今回入ったポイントは去年家族旅行で来た時に泊まったホテル前のポイント・・早朝の誰も居ない時間帯・・チョット失礼して露天風呂の脇をすり抜け河原に降り立ちます。

AM10時集合でコンちゃんと上流下流に分かれてイザ勝負です・・まず最初のポイントは流心手前の緩やかな流れを探ります。

2~3投目で仕掛けが瀬尻で止まります・・まずは幸先よく22cmのヤマメをゲット・・今日はかなり期待できると思いきや。

その後が続きません・・日も上がり空が白々と明るくなってきたところで気合を入れ直します・・気合が魚にも伝わったのか・・ガツッン!!と中々の引き!

ガ~~ン!!まさか!「おまえ・・こんな所に居るのか・・!」戦意喪失です。

それから暫くノーヒットが続きます・・たまに来たと思うとチビ助の当たり‥これでは如何と再び気合を入れ直します。

チビヤマメの攻撃をかわしながら18cmと20cmのイワナをヒット・・「ヤマメの溪のはずなのにおかしいな~!」とブツブツ言いながら進みます。

そうこうしてるうちに下流へ下ったコンちゃんが追いついてきました・・下流はすぐに行き止まりとの事・・交互にポイントを攻めながら進みます。

この大場所で少し粘ります・・最初の15分程は無反応でしたがAM7時半を過ぎたころからヤマメ24cm・・ハヤ25cm・・ヤマメ23cmとキャッチします。

左のヤマメはレインボーとのハイブリットのような・・背中に斑点が入っていました・・「チョット悲しいですがたまに居ますね~!」

その後AM8時を廻ったところで一旦車に戻りポイントを下流に変えてスーパーヤマメ目指して粘りますが・・24cmを1匹追加のみで午前の部終了です。

午後の部のターゲットは富山の溪ですがこの猛暑・・急いで行っても釣りになりません・・木陰を探してのんびりカップラーメンとオニギリで昼食を!

そして寸志で入れる露天風呂へ・・平日のまだ午前中ですから御覧の通り貸し切り状態‥ここでものんびり露天を楽しみます。

実は午前の部終了で脱渓するのに藪漕ぎをしていたところハチの大群に襲われまして両手の甲を刺されました・・皆さん気負付けましょう。

午後の部のターゲットは富山県のK川・・夕方のゴールデンタイムを攻めるため一旦本日の宿にチェックインしてからPM4時過ぎにスタートです。

コンディションと言うと・・写真を見る限り良さそうに見えますが・・数日前に降った大雨の影響で川自体は結構荒れていまして水量も多目で・・反応ほとんどなし!

午後の部「ボウズのままでは終われん!」と場所を下流に移動して粘ります・・仕掛けが沢水が流れ落ちる所を通過したところで不穏な動き。

「よっしゃ~!」と合わせを入れた相手は尺物であろうイワナでしたが・・この撮影直後暴れてハリスを切りお帰りになられたので計測出来ずでした・・ナハハ!

何とかボウズを回避して本日の釣行は終了・・宿までは小1時間かかります、急いで身支度をして帰路につきます。

本日の宿は公園内にある研修所施設・・エアコン付き6畳にIHクッキングヒーター付きキッチンで2,080円(2人で)・・焼肉にビールしこたま飲んでPM8時にお開きです。

翌日はAM3時半起きでメインターゲットH川へ向かいます・・車止めには一番乗り・・林道を歩いて入渓地点の工事用橋にAM5時に到着です。


H川も水量は何時になく多目です・・橋から河原に降りるのも一苦労・・コンクリートにへばりついてギリギリの状況で何とか河原に降り立ちます。

橋の下のポイントは御覧の通りのドン深お釜です・・毎年1~2匹は釣れますが・・今年はどうだ!・・とバイオを振込ます。

型の方は22~3cm止まりでしたが1投目から6投で5匹釣れました・・出だし好調です。

その後もポイント毎に反応は必ずありましたが型の方は23~4cm止まり・・「もう少しデカいのをお願いしま~す!」と進みます。

このポイントは過去にも実績のあるポイント・・テンカラで初めてイワナをゲットしたのもこのポイントでした・・期待が膨らみます。

対岸ギリギリに仕掛けを振込み仕掛けを馴染ませて待つこと30秒・・来ました29cm・・この川ではかなりの大型の部類・・満足―満足です。

AM7時も回ったところでそろそろテンカラに変更ですが・・「あと餌で2匹釣ったらテンカラに変更だ!」と進みます。

小型ながら直後に20cmと22cmを餌で釣りました・・宣言通りテンカラに変更です。

しかしながらそう甘くは有りませんテンカラ変更後30分以上当たりはパッタリ無くなります・・「何とか釣れてくれ~!」と対岸のポイントへテンカラを振込ます。

上手い具合に岩と岩の間にテンカラが入りました・・「どうだ!」とラインを張り気味にすると明確な当たりが・・何とかテンカラボウズ脱出です。

その後はノーヒット・・ポイントを移動してテンカラを続けますがバラシが一回のみ・・一旦車止めまで戻って更に下流のポイントへ移動します。

下流のポイントでも中々渋い状況が続きましたが・・このポイントでは水面に毛鉤をフワフワ浮かせて誘いを入れてみたところ。

ス~~!とイワナが出てきて毛鉤をパクリ・・イワナが咥える所を見て合わせを入れる・・この辺りがテンカラ・フライの面白さなんでしょうね!

その後もう1匹テンカラで釣って合計3匹・・テンカラ初心者としては十分の釣果・・午後の部を目指して移動に入ります。

それにしてもこの景色と水の色・・最高です!・・こう言う景色を見たくて渓流釣りをしているようなもんです・・「またくるよ~!」とH川を後にします。

午後の部のターゲットは帰り途中のホームリバー・・入るポイントを探しながらシエラを走らせますがポイントポイントには釣り人が・・7月土曜日夕方当然と言えば当然です。

何とか入れるポイントを見つけて入りますが想定外の減水・・コンディションはかなり厳しそう・・PM6時集合でコンちゃんとそれぞれポイントに入ります。

中々状況の渋い中22cmと24cmのブラウンを・・このコンディションで2匹の釣果であれば良しとしなければ・・PM6時を廻ったところで終了としました。

夏季第1弾釣行もハチには刺されましたが無事終了です・・超大型は出ませんでしたがまあまあの結果であったと思います。
帰りはのんびり塩尻でトラック野郎が集まるドライブインで大盛定食をたいらげPM10時30分に帰着です、次回は白馬方面を攻める予定・・よろしくです!