8月18~20日 夏休み第2弾 富山の溪

8月18~20日 夏休み第2弾 富山の溪

第1弾に続き今回も富山の溪を中心の計画・・ところが18日の天気予報は雨・・「取合えずイワナ荘に入って朝の状況を見てから考えよう!」とコンちゃんと17日夜に出発です。

18日はAM7時起き・・天気の方は予報通りの雨・・この数日来の大雨で河川の増水が心配ですが「イワナ荘にいてもしょうがな」とAM9時過ぎに出発です。

もしかしたら・・と最初に寄った何時ものホームリバーは御覧の通り。

今回富山へ入る前に予定していた岐阜県のT川も御覧の通り。

仕方ないので昼前からのんびり露天風呂に入り、雨が上がったところで富山へ抜ける峠の途中で定番のカップラーメンで昼食を!

昼食が終わってから「途中にあるH谷はどうかな~!」と富山県を目指してひたすら山道を2時間程走ります・・「こりゃ~今日はだめだね~!」とコンちゃんと諦め気分。

ところが「隣を流れるN谷もダメだろうね!」と行ってみると笹濁り程度・・「全然いけるじゃん!」とコンちゃんと顔を見合わせ即準備・・釣行開始です。

この溪は初めてで8月のこの時期普段はもっと減水して釣りづらい谷でしょうが、今日の増水はかなりの好条件となっているようで。

小型ながらもポイントポイントでは必ず当たりが・・20~24cmを4匹ゲット・・2時間程下ったところで注ぎ込む湖のバックウォーターに!

コンちゃんの方はノーヒット・・バックウォーターでの一発大物狙いで粘りますが小雨の雨が大粒の本降りに・・第1日目の釣行は終了、本日の宿へ向かいます。

本日の宿は自治体運営の一泊170円の避難小屋・・トイレ、水道は完備ですが電気と布団は無し、今年はポータブル電源持ち込みで快適に過ごせました。

翌朝はAM3時半起床で支度を整えターゲットM川の車止めにAM5時到着です・・クマ避けの鈴を鳴らし笛を吹きながら林道を小1時間程歩きます。

今年は一昨年、昨年に比べクマの目撃情報は少ないとの事ですが、出くわさないに越したことはありません・・河原に出たところで爆竹をかましてイザ釣りスタートです。

水量の方は思ったほど多くなく平水、昨年に比べて少し濁りがある感じでコンデションは良さそうですが・・兎に角寒い・・カッパを着ても寒くて・・やはり山を侮るなです。

昨年は爆釣でした・・餌で20匹ほど釣ってバイオが無くなりテンカラに変更・・テンカラでも10匹ほどの釣りましたがサイズの方は18~24cm止まり。

「今年はどうかな~!」と・・まずは中央の垂水で2~3分粘りますが反応無し・・対岸の垂水へバイオを振込みます。

2~3回振り込み直して仕掛けがポイントに入り馴染んだところでククン!と当たりが・・最初は22cmのデブイワナ!

次のポイントではど真ん中のポイントで待つこと10秒。

仕掛けが垂水から流れ出したところで逆走・・合わせを入れて上がって来たのは23cm。
昨年の出だしは20cm前後がアベレージ・・「今年は型が良いかも!」出だし好調です。

20cmに24cm

20cm~23cmとポイントでは必ず反応が。

魚影の濃さは昨年同様です。


このポイントは足元が2m程高くなっていまして、手前の足元の岩盤脇を流して25cmを筆頭に4匹ゲットです。

日は登ってきましたが谷にはまだまだ日が差し込みません・・8月でこの寒さ・・カッパはまだ脱げません。

このポイントでは27cm・・本日最大です。

少しやせ気味の26cm。

進むにつれて型もさらに良くなり、24∼25cmがアベレージとなりますが餌では十分20匹以上は釣ったでしょうか・・そろそろテンカラにチェンジです。

テンカラでも好調と言いたいところですが・・出だしから4匹連続でばらします・・何だ~!途中で毛鉤を変えてもばらします。

「合わせがへたくそなのかな~!」とこのポイントでは対岸から流れに乗せたところでラインが不穏な動きにしっかりと合わせを入れます。

5度目の正直で23cmをテンカラゲットです。

このポイントではラインを沈めて粘ります・・ラインを少し張り気味にしたところで微かな魚の気配。

合わせを丁寧に入れて上がって来たのは良型の25cm。

その後はテンカラからまた餌釣りに変更・・23~4cmの良型を釣り重ねAM11時を廻ったところで納竿、5時間釣り上がった河原を急ぎ足で下ります。

車止めにはPM13時到着、本日の宿長野大町を目指し移動に入ります、途中小谷道の駅で温泉に入り白馬のスーパーで夕食の買い出しをしてPM17時過ぎキャンプ場に到着です。

翌日はAM4時起きでターゲットのK川へ向かいます・・この川は数あるターゲットの中でも我々にとっては一番険しく危険度の高いターゲットです。

コンちゃんと慎重にアプローチに入ります・・50m程の急斜面をロープを伝い降りていきますが、降りて河原に降り立った時は毎年これで終わりにしようと思ってしまいます。

本日の水量は少し多め、最後まで行けるかですが何時もながらの透明度は抜群・・本日はまずテンカラでスタートです。

最初のポイントは水深のある瀬・・何度か流しているうちにラインが少し上流に引っ張られます。

合わせを入れたところで針掛したのは15cmのチビ助ヤマメ・・最初にチビ助が釣れた時のその後のボウズジンクス・・イヤーな予感です。

そんなジンクスは何とかしなければ・・と次のポイントは対岸岩の巻き返しにテンカラを落とし込みます。

何度か振込を繰返しポイントに正確にテンカラが入ったところでラインがククンと引っ張られます・・22cmのイワナをゲットしイヤーなジンクスを破ります。

暫く行くと流木がいたるところに積み上がり行く手を阻みます・・「これではテンカラはきびしいな~」と餌に転向します。

餌に転向したところで最初のポイント・・錘を追加して手前の岩際を流します。

岩の途切れるところで仕掛けが一瞬止まります・・合わせを入れて上がって来たのは少しやせ気味の30㎝。



その後もポイント毎に22cm~24cmの反応が必ずあります。

暫く進んだところで高巻を強いられます・・足を踏み外せば一巻の終わり・・慎重に突破します。

進むごとに型の方は良くなり24cmと25cmをゲットです。

そしてあと少しで行き止まりの滝に到着ですが本日はここまで・・水量が少なければ左側から突破できるのですが無理をして怪我をしては元も子もありません。

竿を畳み川を下ります・・そして最後にはまたあの50mの崖が待っています・・コンちゃんと顔を見合わせ「さて上がりますか~!」と挑みます!

そして無事に地上に生還・・ホットする間もなく渋滞を避けるために早々に身支度を整え帰路に付きます・・今回も出だしは河川の増水でどうなることかと思いましたが今回も楽しく良い釣りが出来ました。
来月は早くもシーズン最終月です・・今シーズンの良い締めくくりが出来るように頑張ります。