8月10~12日 松川(岩手) 笹内川(秋田)
今年の夏休みの第1弾は北東北釣り行脚と観光を兼ねて岩手、秋田、青森を3泊4日で周ってきましたが、天候に恵まれず・・・トホホでした。

初日は八幡平へ、雨が今にも降りそうななか夕方に近場の松川へ。ネットの事前情報では良型のヤマメが釣れるとのこと、入渓ポイントを探して車を走らせます。

橋の上から良さそうな渓相を確認し川原へ降りる踏み跡を探しますが中々見つかりません。結局観光案内にも載っている松川玄武岩の駐車場に車を止めて入渓です。

早々に準備をして釣り開始です、平瀬が続きポイントが限られますが進むにつれて高低差が出てきてポイントも多くなり期待が膨らみます。

最初のポイントでは垂水から仕掛けが流れ出ようとしたところで目印が逆走です、岩手県第1号は20㎝のイワナでした、型は今一でしたが中々の引きにニンマリです。

次のポイントはともすると通過しそうなゆっくり流れるプール、一応念のためと遠くからバイオを投げ入れます。手前の岩の向こう側で仕掛けが止まった所で合わせを入れます。
浅瀬で掛かったのでさあ~大変!あっちこっちに暴れまくった後に観念して上がって来たのはサイズアップで25cm、さすが東北だ!とまたまたニンマリです。

ポンポンと立て続けに2匹ゲット、次のポイントは更に大物の予感。10分程粘るも反応なし、粘りに粘って遂にコツン!と当たりが。

遂に来た~と手元に収まったのは18㎝、いやいやここの主はお前じゃないだろうとその後も粘りますが当たり無、初日はほどほどにとPM6:00を回った所で終了としました。

翌日はAM4:30起きで同じポイントの松川へ入ります、昨日納竿した先にも良いポイントがたくさん見えました、イザ勝負と期待が膨らみます。

本日の1匹目は昨日第1号を釣ったポイントでまた同サイズのイワナでした、昨日と同じイワナじゃないかと写真で模様の判定をしましたが違ってました、ナハハです!

その後昨日の納竿場所を通過して暫く進んだところで緩やかな流れの平瀬のポイントが現れます。気配を悟られないように遠くから腰をかがめてバイオを振り込みます。

3m程流れた所で仕掛けが10cmほど横に動いて止まります、エイッ!!と合わせを入れた所で魚の重みが伝わります、上がって来たのは今回最大の27㎝でした。

その後は更に渓相も良くなりポイントポイントでコンスタントにイワナがバイオに反応し顔を見せてくれます。




ところが型の方は18cm~22cmと今一、ストレスがたまります。

そしてAM7:00を回った所で堰堤に到着、もう少しデカいのを釣りたいな~と願いを込めてバイオを振り込みます。

最後の1匹は願い空しく20㎝のイワナでした。まだまだやりたいところでしたが丁度雨も振り出した所で松川は終了です。

本日11日の予定は八幡平の山頂を抜けて秋田の白神山地へ、下界では曇り空の小雨が降っていましたが雲を抜けると青空が。

途中の御在所湿原の赤沼へ立ち寄ります。赤沼なのに何故青いのか!水に酸化鉄が含まれその含有量によって色が変化するそうで「五色沼」とも呼ばれ冬も凍らないそうです。

白神山地では十二湖巡り、神秘的な部分もありましたが・・・。夕食前に白神山地の外れにある笹内川を明日朝に備えて下見です。

翌朝はAM4:30起きで笹内川へ向かいますが変な感じです、渓流釣りをするのに海沿いを走ります、そして河口から川沿いに進路を変え10kmも走ると立派な渓相に。

入渓ポイントに到着し河原に降り立ちますが減水気味でポイントも限られコンディションは厳しそう、ボウズ覚悟でまずは第1投。

ところがところが!型は20㎝ですが釣れてしまいました、恐るべし秋田白神山地ですが・・・その後が続きません。

1時間程経過してそうこうしてるうちに堰堤に到着です、錘を重くして堰堤下で粘ること15分。

何度かの当たりを空振りして遂に仕留めたのが18cm。む~ここは秋田だよな~!とブツブツつぶやきながらユーターンです。

入渓地点までは当たり無、もう1匹釣りた~いと気合を入れてバイオを振り込みます。

気合が通じたのでしょうか、3匹目は20cmでした。

そしてAM7:00を回りそろそろ上がりの時刻、頼むからデカいの釣れてくれ~と振り込んだバイオに食いついてくれたのは!

またまた20cmのイワナ君でした。本日の釣果は20cm前後のイワナ4匹。秋田まで来て・・・とも思いますが初めての渓でボウズでなければ良しとしなければです。

最終日は青森の奥入瀬を探る予定でしたが朝から雨で断念しました。またの機会に挑戦と言う事で今回の東北釣り行脚は終了です。