9月19～20日舘岩川桧枝岐川 |

9月19～20日　舘岩川　桧枝岐川

東北は2012年の宮城、山形以来3年振り、M君と真夜中の東北道をひた走り西那須野インターから塩原温泉を抜け福島県の南会津方面を目指します。

途中の道の駅で仮眠を取り翌朝はAM5:00起床。舘岩川沿いを走りますが数日前の豪雨で水は濁り至る所に流木が散乱、こりゃーダメだな～と本流を諦め支流を目指します。

入った支流は増水気味でササ濁り・・・・ボウズとなるか！もしかしたら爆釣！か・・と期待も膨らみM君と二手に分かれてAM6:00から釣行開始です。

堰堤下でまずは20cmのイワナがクククンとバイオに食い付いてきました、初めての川で
初めての獲物・・礼儀を尽くしてリリースします。

2匹目のイワナは25cm・・・仕掛けがス～っと流れと反対に動いたところで合わせます、・・・15分で2匹ゲット！！幸先の良いスタートです。

その後も入れ食いとまではいかないまでも、ここぞと言うポイントでは良型のイワナが竿を絞ります、M君も26cmの良型ヤマメをスプーンでゲットし御機嫌です。

1時間半を経過したところで餌釣り師とバッティングです、下っているこちらの方が部が悪いのでここは一旦脱渓をして上流に移動、畑の畔道を通り再度釣行開始です。

再開後は少し当たりが遠のきます、深場の絶好のポイントを15分程攻めますが反応無・・「ならば吐き出しの浅瀬に居ないか・・」とバイオを流すと！！

底石の見える吐き出しの浅瀬で仕掛けが止まります、んむ～！根がかりか！と仕掛けを張るとココンと手応えが、本日最大の26cmをゲットです。

その後は20cm前後の小物ばかり、22～26cmを6匹確保、AM10：00を回ったところで初挑戦の舘岩川支流終了としました。

本日の宿、桧枝岐のキャンプ場をめざしてR352伊南川沿いを走ります。ネットでは釣人が多いとは書いてありましたがこれほど多いとは、至る所で釣人が竿を振っています。

ならば午後は伊南川本流を諦め沼田街道を奥只見方面に向かって走ります。モーカケの滝を過ぎたころで小渓流を発見、熊笹の藪をかき分け崖を転げ落ちるようにして入渓です。

木が覆いかぶさる小渓流、こんな川にイワナが居るかな～と提灯仕掛けを下ろしますがポイント、ポイントで真っ黒なイワナがバイオに飛びついてくるのが丸見えです。

釣れ過ぎるのも面白くありません、釣行開始から15分程で18～22cmを3匹ゲット（リリース）したところで脱渓です、そして次の渓を目指します。

その後、七入沢、桧枝岐川本流を少しやりましたが入渓者も多く大した釣果も無く戦意喪失です、PM5：00過ぎ早々に終了とし、本日の宿のキャンプ場へ向います。

バンガローで鍋を食べながらM君と明日の作戦をあれこれ「とにかく人、人、人の桧枝岐は止めよう！」と意見は一致、PM8：00には就寝です。

翌朝はAM5：00起床、コーヒーを立ててのんびり出発です。舘岩川方面へ向い良さそうな支流を発見しますがここも釣人だらけ、何とか空きポイントを見つけて釣行開始です。

どうせ釣れないだろうと本日は自作のテンカラで勝負です、30分経過したころ深場に流れでココンと20cmのイワナが毛鉤を咥えてくれました。

このイワナも初めての川での初獲物、しかも自作テンカラでのヒットです、「ありがとな～！！」と流れに戻します。

暫く毛鉤で狙いますがその後が続きません、「やっぱり餌釣だ～と」バイオに戻したところで18cmのヤマメをゲット！！

「やはり餌が一番釣れるんだな～」と更に釣り上がり23cmのイワナを追加したところで堰堤下の大プールに到着です。

今までの経験から言うと、こんな大ポイントでは運が良ければ大釣りすることもあるでしょうが、ほとんどの場合は人が入り過ぎて釣れた試しがありません、。

デカ錘を追加し目印を目いっぱい上に上げてど真ん中に「ドボン」と沈めますが予想通り沈黙が続きます。そして20分程経過しそろそろ・・・その時・・モゾモゾと！！

遂に来ました！！！ヨイショと合わせてガッチリ針掛り・・引く引く・・プール中を大暴れ・・「バレるなよ～」と願いつつ竿を必死で操り弱ったところでM君がランディング。

オスのヤマメ・・メジャーを当てると29.5cm。「泣き尺だけど、いや～嬉しい～」とニンマリです！「そしてもう一匹いるでしょ！！」と再びバイオをプールに沈めます。

今度は少しポイントを変えて吐き出しの浅場へ・・・15分経過「そうは上手くいかないよね～！」と「そろそろ上がるか！」と思ったその時・・またまたモゾモゾ！と

ガッツン！と合わせたところでグイグイ深場へ入ろうとして首を必死に振っているのが手に取るように分かります。観念して上がって来たのはメスのヤマメ・・32cmでした！！
いや～暫し呆然です、粘った甲斐がありました、写真を撮って魚籠に納めたところでAM10：00過ぎ、これだけ釣れれば十分と舘岩川を後にしました。