9月27~28日 ラスト釣行一人旅 №2
ラスト釣行の二日目は魚津市を流れるK川へ・・数年前に入ったことが有りますが魚影は薄くあまり釣れなかった記憶でしたが渓相は抜群だったような。
そして南又の源流域には洞杉巨木群があり一度は見に行きたいと思っていたので一釣り終わってから南又へ入る計画で。
車中泊の道の駅からは一旦北陸自動車道に乗り約1時間・・AM5時起きで高速を降りてから川沿いの道をひたすら走り上流を目指します。
AM6時に現地到着・・発電所の脇から入渓しますが素晴らしい透明度・・何となく嫌な予感・・スタートしてから30分反応無し・・1時間経過反応無しが続きます。
元々魚が居ないのか透明度が良すぎてこちらの事が丸見えで食ってくれないのかボウズの3文字がチラつきますが何とか18㎝をゲットです。
生ぐさ会のルールでは20㎝以下はカウントせず・・ボウズのまま更に1時間が経過し遂に終了地点の堰堤まで来てしまいました。
「何とか1匹釣らねば!」と端から順番にバイオを振込んでいきます・・丁度中間地点まで来て流れに乗せてバイオを流し込んだところで待望の当たりが!
「よっしゃ!」と合わせを入れて上がって来たのはまあまあの型の24㎝・・これでボウズ脱出・・ホット一息です。
その後20㎝を追加して朝一の部は終了・・河原伝いに入渓地点へ戻ります。
時刻の方はAM10時過ぎ、予てからの計画通り洞杉群見学の為南又へ向かいます・・自然保護の為途中でマイカー乗り入れは自主規制・・2キロ程林道をテクテク歩きます。
30分程歩いて・・遊歩道沿いにある6~7本の洞杉を見て回ります・・みなそれぞれ圧倒されるような巨木で一見の価値ありでした。
洞杉は過去の調査で124本確認されており古いものは樹齢1,000年越え、大きいものでは幹回りが1,560cm、新潟の将軍杉、屋久島の縄文杉の続く国内3番目の巨木だそうです。
巨木を眺め感激の見学は15分程で終了・・車まで戻る林道沿いを当然のことながら南又が流れていますが中々良い渓相で釣れそうな雰囲気!
「いっちょうやりますか~と」テンカラでスタートします・・中々反応の無い中2回バラシが・・「何とかテンカラで1匹釣りたい~!」と進みます。
釣行開始から1時間経過・・泡の向こう側の巻き返しにテンカラを打ち込んだところでラインが岩の下引き込まれます!
「おっしゃ~!やった~!」と合わせを入れてまっ黒くろ助の22㎝を確保・・テンカラボウズ脱出です。
その後もテンカラで釣り上がりますが、堰堤に到着して折返しに入ったところで餌釣りに転向・・やはり餌は釣れるんですね!2匹ほど釣ったところで納竿です。
時刻の方はPM2時過ぎ、本日の宿までは3~4時間掛かります・・途中で晩飯の買い出しをしてPM5時半にイワナ荘到着・・明日の最終日に備えて早めに休みます。
翌日はAM5時起き・・遂に今期最終日となりました・・明るくなるのを待ってAM6時からイワナ荘下のポイントへ入ります。
ポイント毎に粘りますが30分程当たり無し・・暫く釣り上がったところで何気ない流れに念のため・・仕掛けが瀬尻に入ったところで微妙な当たりが。
合せを入れた途端に流の中で大暴れして上がって来たのは27cmのイワナ・・これでホームリバーの最終日・・ボウズ脱出でホット一息です!
先週28㎝のヤマメを釣ったポイントに到着・・「デカいの来ないかな~」と少し粘りましたがダメでした・・その後黒川虫を確保してバイオと交互に使いながら進みます。
暫くして今度は先週32㎝を釣ったポイントに到着です・・まずは黒川虫を4~5回流しますが反応無し・・「そう甘くないよな」と最後にバイオに変えて一流し。
「え!」って感じです・・黒川虫を何度流しても反応なかった同じポイントでバイオを一発で食ってきました・・平を打って姿を見せた相手は鮮やかな婚姻色。
釣り座が崩れたブロックの上で水面から高さが有ったので取り込めないと思いましたが何とか取り込みはに成功・・暫し茫然この婚姻色・・湖から遡上のサクラマスでしょうか!
これで全て今シーズンも終了です・・最後の最後に今期最高の1匹にも出会えました・・本当に今シーズンもいろいろな素晴らしい魚たちに出会えました・・神様に感謝です。
但し、先週は鉄砲水で危機一髪も経験しました・・この所の雨の降り方を考えれば今までの認識ではダメなんだと改めて思いなおしたシーズンでした。
来シーズンも怪我や事故が無く良い釣りが出来ます様に。