6月7~8日 黒部川水系釣行
今年の黒部は梅雨入りの心配も無く天気予報では2日間晴れ!しかしながら毎年入る支流へのルートが正月の能登地震の時の落石で通行止め!
「さて、どうするか!」とコンちゃんと協議して出た結論は、林道へアプローチするルートがあまりにも大変なので数年前に釣行断念をした支流に再チャレンジする事に。
危険を感じた場合は即時撤退!をコンちゃんと申し合わせしてアプローチを試みますが何とかクリアーして5年振りに入渓ポイントを目指して林道を登ります。
目指す入渓ポイントの堰堤は車止めから2時間半・・帰りの事を考えると釣りの出来る時間は正味4時間程・・下流の堰堤を幾つか超えて進みます。
川を眺めて5年前の記憶を蘇らせながら林道を登って行きます・・元々釣り人は中々入れない支流ですから久々の入渓に40㎝オーバーの期待も膨らみます。
AM10時過ぎやっと目的の堰堤に到着です・・早々に支度を整え釣行開始・・第1投目から当たりがあって魚影の濃さがうかがえますが・・・!
来るのは24~27cmのアベレージサイズばかりでしたがコンちゃんは早々にスピナーで尺物をゲット・・大物を目指し次のポイントへ移動します。
水量の方は多くもなく少なくもなく雪代がまだ少し残っていて濁りもほんの少しある程度・・コンディションの方は悪くありません。
移動しながらチョットしたポイント毎にバイオを振込んでいきますが必ず反応が・・しかしながら型の方が27~8㎝止まり・・尺越えが中々出ません。
暫くして水深の有るドン深のポイントが出現・・目印を上げてバイオを振込み待つこと15秒・・するとククン!と小さな当たりが!
すかさず合わせを入れて4~5分のやり取りの末ネットに納まったのは厳つい顔付の雄のイワナ・・尾鰭が割れていてちょっと残念でしたが35㎝でした。
取合えず35㎝ゲットで第1目標クリアーですが次に目指すは40㎝越え・・暫く行くと再び堰堤が出現・・この堰堤下も過去には大物の実績のあるポイント・・期待が膨らみます。
ドン深を中心に探りを入れますが小さいのが2~3匹来ただけで大物の気配無し・・「ダメか~!」と念のため上がり間際に右写真の岩盤沿いに仕掛けを流したところで当たりが!
深場から流れ出す掃き出しの駆け上がりで37㎝のメスをゲット・・同じポイントでコンちゃんは38㎝をゲットです。
暫く二人でお互いの釣ったイワナのサイズを測ったり写真を撮ったり・・あまり弱らないうちにリリースをして次のポイントに移動です。(左がコンちゃんが釣った38㎝と37㎝)
時刻の方はPM1時過ぎ・・予定を大幅にオーバーです・・一旦林道に上がったり河原に降りたりして拾い釣りをしながら先を急ぎます。
所々のポイントで25~28㎝。
この時点で37cmを筆頭に15~6匹の釣果・・PM12時も過ぎて餌への反応が鈍くなってきたところでテンカラにチェンジです。
今シーズンはテンカラ不調でまだ1匹しか釣っていません、残り時間は約1時間・・黒部なら釣れるだろうと岸際の垂水を中心にテンカラを打ち込みながら進みます。
流石黒部です・・このポイントの岩盤際にテンカラを落としたところで23cmが水面まで出てきて毛鉤を23パクリ!・・その後時間を少しおいて再び27㎝がパクリ。
最後に手前岩下で25cmが・・テンカラで3匹釣ったところで時刻の方はPM3時過ぎ・・車止め迄は2時間半ほどかかります・・少し余裕を持って納竿です。
久しぶりに入った黒部川支流でしたが健在でした・・40㎝オーバーが出なかったのは残念でしたが魚影も濃くて良い釣りが出来たと思います。
車止めを目指し林道を歩きながら「次はいつ来れるだろうか!」・・なんて考えながら黒部川支流を後にしました。
7日の夜は定宿のバンガローに・・PM6時から宴会突入でPM8時にはお開き・・翌日はAM4時起きで30分程コンちゃんのシエラを走らせAM5時から本流へ入ります。
一昨年の同じ6月にこの黒部本流で0.4号のハリスを2回いとも簡単にブチ切られました・・!
今回はハリス0.6号にして8mの本流竿でチャレンジです・・比較的水深の有る早瀬に狙いを絞り込みで竿を振りますが絶好調と言うか当たりが途絶える事無く続きます。
3時間でヤマメ20∼26㎝を12匹、ニジマスは23㎝とデブニジマス25㎝の2匹、イワナ27㎝でしたが・・とんでもない事件が起きてAM8時過ぎに本流釣りは終了となりました。
事件の言うのは・・クマ出没です・・チョット画像が悪いですが藪の中から突然河原に出てきてそして川を渡って対岸に渡り山の中に消えて行きました・・イザ間近で遭遇すると怖いもんです・・以上で黒部の釣行は終了となりました