7月20~21日 黒部川
黒部は毎年6月の初旬に行きますが今年は天候が悪く延期に、7月には何としても行かなければと釣友ルアーマンのKちゃんとスケジュール調整をして黒部へ向かいます。
ところが事前情報によると7月1日に大雨が降りかなりの水が出たとのこと、毎年行く支流も相当な被害を受けている様子、遡行が出来るかどうか・・!
20日夜、Kちゃんと松本で合流し黒部を目指します。夜中のAM3:00に車止めに到着、明日の計画をあれこれ話しながらまずはビールで乾杯し車中泊で仮眠を取ります。
朝はのんびりAM6:00起き、まずは黒部川本流まで1時間半程山道を進みます。踏み跡を30m程下って河原に到着、やはりまだまだ雪代が多くコンディションは厳しそうです。
かなりの激流で仕掛けが馴染んで釣る場所がありません、それでも黒部は黒部です、石裏の淀みで開始早々に27㎝がヒットします。
Kちゃんも得意のスピナーで31cmをゲット、流石黒部川だ~と二人共顔がゆがみますがポイントが限られその後は思うような釣りが出来ません。
2時間ほどで3匹確保ですが早々に本流は見切りを付け明日の本命の支流へ向かいます。
翌朝はAM4:30起床、コーヒーを沸かしてのんびり朝食を、準備を整え川へ向かいます。予想通り遡行入口の毎年越える砂防ダムが大水の影響で越える事が出来ません。
事前情報として高巻ルートを教えてもらっておいて正解でした。崖を登り、カマで道を切り開き、藪をかき分け約1時間、へとへとになりながら 砂防ダムの上流へ出ます。
と言う事は多分、今年は7月に入ってからはこれより上流はまだ人が入っていないと言う事で爆釣が待っているのだろうか~~と期待が膨らみます。
まずは堰堤下のポイントにバイオを沈めます。
予想通りと言ってはなんですが、まずは25cmのイワナをゲットです。
ところがところが、それから暫く当たりが遠のきます、絶好のポイントで粘っても反応なし、そして30分程登った所で次の堰堤に到着です。
やっと来た2匹目は27cmでした、ん~爆釣のはずが結構厳しい~!!未だにボウズのKちゃんも堰堤下のプールにルアーをキャストします。
1投目でヒットです、31cmでした!!Kちゃんもいきなり31cmでボウズ脱出、そうなればそろそろ爆釣の予感です。
それからはポイントポイントでコンスタントにバイオにルアーにヒットです。
型の方も28~30cm超えと型揃いになってきました。
このポイントでは2匹釣りました、Kちゃんも1匹ゲットです。
こいつは写真中央の泡の切れ目から!27cm。
2匹目は対岸の岩の際から29㎝でした。
この堰堤下でも2匹ゲット、そしてKちゃんもまたしても尺物ゲットです。
1匹目は堰堤プールの手前から28cm。
2匹目は29㎝。そして前の写真の最後の堰堤越えに挑みます。Kちゃんと二人掛かりで流木を運び立てかけロープを使いチョットした命がけでよじ登ります。
ここからパラダイスの始まりです。
上の何気ない流れの中から34cm。
中央のほんの小さな泡の切れ目から。
30cmでした。
そして本日も遂にどん詰まりに到着です、毎年ここでは大物を数本掛けますが激流で取込み勝負になるので、まずハリスを0.6に付け替えて、携帯用ネットを準備します。
1投目バイオを泡の中に振り込み仕掛けが深みから流れでた所で止まります、クイッと合わせた所で潜水艦にようにゆっくり動きだし徐々に暴れを増していきます。
プールの中で暴れさせ弱った所で一気に流れに乗せて取込み成功です。ネットは使わなくて大丈夫でしたけど今回最大の37cmでした。
その後同じポイントで粘るも当たり無し、それではと2匹確保していたバッタを使います。2匹とも1発で食ってきました、やはりバッタ恐るべしです。
その後は真空パックの川虫を使います、こいつでも1匹釣れました。
このポイントで37cmを筆頭に5匹釣った所で終了です、因みにここで釣った5匹はすべてリリースしました、釣り過ぎてもあまり面白くないですからね。
帰りの砂防ダム高巻は来るときにも増して大変でした、また今年もう一度と言われたらチョット考えちゃいます、それくらい大変でした。
しかしながら苦労があって釣れる訳ですから1週間もたてばまた行きたくて仕方なくなるんだと思います。