7月18~19日 高原川 黒部川水系
今年の黒部第2弾は梅雨のまだ明けきらない中での釣行、富山地方の降水確率90%の天気予報と睨めっこしながら同行者のM君と17日の深夜中央道を走ります! 18日の黒部は諦めて,まずイワナ荘に入ります。翌朝AM6:00起床で外を見ると雨・・・それもかなりの!!雨の弱くなるのを祈りつつグダグダしながら過ごします。 AM11:00過ぎに雨足が弱くなったところでイザ出陣、濁りを避けて奈川上流の川浦辺りで小手調べ、M君とそれぞれ20cm前後のイワナを2匹づつ確保で高原川方面へ向います。 増水している高原川沿いを「ヤマメのデカイ奴を釣りて~!!」と幾つかの支流の状況をチェックしながらプラドを走らせます。 結局去年泣き尺ヤマメをゲットした支流へ、ポイントに入る脇道が雑草で覆われていて探すのに苦労をしましたがPM4:00に現地到着、早々に釣行開始です。 川の状態は少し濁りが入って水量も増水気味、コンディションはかなり良さそうです、開始5分でまずはバイオに20cmのヤマメがヒットします。 よっしゃ!まずはターゲットのヤマメをゲット、そして同じポイントに更にバイオを・・モゾモゾ・・と来たところで合わせを・・すると水中でモガキ暴れて上がって来たのは! 24cmのヤマメ!今日は大釣だ・・と今度は餌を川虫に変更・・同じポイントを流します・・そして5分経過でコツン!と来たのは25cmのイワナ。 いや~開始30分で3匹ゲット!これは良いぞ~!と次のポイントへ進みます。で・・4匹目が来ました・・強烈な引きが・・弾丸のように引きまくり・・プツン!とハリス切れ! 不思議なもんです、それ以降コツリとも来なくなりました・・このポイントにはいるだろう・・ここで釣れなきゃおかしいよな・・と!すべて空振りです。 そしてPM6:00を回りそろそろ上がりの時間が近づきます・・最後のトロ場にバイオを振り込みコン!と来た当たりで20cmのヤマメを追加し終了としました。
PM19:00に高原川支流を後にして黒部へ向います、今回入る予定のは黒部の中でも一番険しい支流で2年振り、「道はチャンとあるかな~!」と不安が募ります。 予想道り前回来た時より道は険しさを増し、「む~!ここから落ちたら死ぬよね~」 と道なき道をロープを頼りにやっとの思いで崖道を突破します。 今度は残雪に行く手を阻まれます。「7月だよね・・なんで雪が!」「雪が崩れたら埋まって死ぬよな~!」と泥だらけになりながら少しだけ空いている穴を突破します。 そしてスタートしてから3時間、遂に目的の大堰堤に到着です、見るからに大物が居そうなポイント、期待に胸を膨らませ早々に釣行開始です。 まずは25cmのイワナをバイオで2匹ゲットします・・「まあまあだけどチョット大 きさがものたりないな~」とぶつぶつ!
その後当たりがぱったり止まりますが、ルアーマンM君の方は入れ食い状態に・・ならばこちらも、とルアーに変更・・すぐさま27㎝級を2匹ゲット。 以前もそうでしたがこの川は日が上がって太陽が照り出すとエサは一切追わなくなる時があって今回もAM11:00過ぎからエサは一切追う気配がありません。 場所を移動して次のポイントで再度エサで挑戦しますがコツリとも・・ならばルアーでと変えた途端に29cmかスプーンンを咥えます。 それ以降はエサ釣の竿はたたみルアーに専念です、ルアーとなればM君にはかないませんがお互いポイントポイントでコンスタントに釣果を重ねます。 こちらが27㎝をゲットすればM君遂に31㎝をゲットです、「やっと尺超えだ~」とニンマリ記念撮影です、そして最後の難所にチャレンジです。 ロープを伝って10m程崖を降りるとそこにはパラダイスが・・・あるはず!・・と大堰堤プールの左右に分かれて大物を求めてルアーを投げます。 1投目からガツン!と・・そして入れ食い気味に・・しかし来るのは25cm前後の小物?ばかり・・・ここまで来たら40cmとは言わないまでも30アップが釣りた~い・・! と、願いを込めてスプーンを・・そして遂にきました・・堰堤下のプールから流れ出る吐き出しの瀬の中から・・・今回最大の34cm。 いや~これで今回も黒部まで来た甲斐が、そしてこのポイントで7匹、M君は8匹ゲット、お互いこれで十分だ!!と納竿、帰路に付きました。 帰り道もまた大変でした、ついて残雪の雪穴をロープで降下し、崖道をロープを伝いながら1時間、無事に車止め到着したのはPM5:00過ぎでした。 温泉に入ってサッパリしてノンアルのビールで乾杯して夕食のカップラーメンを、そしてPM7:00に帰路に付き渋滞を突破して翌AM1:00に無事帰着となりました。
今回の黒部川支流の釣果は34cmを筆頭に15匹、M君の方は釣ってはリリースの繰り返し、20匹以上は釣ったけど良く覚えていない・・との事でした。