6月8~9日 黒部川水系
今年も遂に黒部川釣行です、もうかれこれ25~26年通い続けていますが良くもこんなに毎年毎年1年も空けることなく通ってるもんだと自分の事ながら感心します。 それだけ黒部川が魅力的でそして裏切らないからだと思いますが、今年もルアーマンコンちゃんと梅雨入り間近の天気を気にしつつ黒部へ向けてプラドを走らせます。 7日のAM2:30車止めに到着です、ビールを飲みながら明日の計画をあれこれ、朝一は本流に入ることで意見が一致したところで明日に備えて2~3時間の仮眠を取ります。 本流の河原にはまだ所々に残雪が、今年は雪もかなり多かったとの事ですが解けるのも早かったとの事、早々にコンちゃんと二手に分かれて釣行開始です。 大場所で粘ること15分、24cmをゲットしましたが黒部本流でこのサイズではチョット不満足、しかもその後が続かず、コンちゃんの方もルアーに反応なし。
その後移動を繰り返し同サイズの22~3cmを2匹追加しますが大型の気配なし、2時間程粘りましたが本流は終了としました。
次に向かうは今回本命の支流、残雪がまだまだ残る山道を休み休み登ります。
1時間程登った所で本日泊まる予定の山小屋へ到着です。少し休憩したところで支度を整へ川へ向かいます。
一昨年の大水で砂防ダム越えのルートが通行できなくなり今年も山の中の高巻を1時間程強いられます、ヘトヘトになりながら更に上流を目指し本日目的のポイントに到着です。
流行る気持を抑えて竿に仕掛けをセット、ふと後ろを振り返ると砂防ダム下でコンちゃんのルアー竿が弓なりに、自己最高記録更新の34cmのオスのイワナを仕留めます。
「やられた~、負けてはいられん~~!」とこちらもバイオをポイントに振り込みます。3投目で目印が不穏な動き。
合わせを入れても暫くの間動かず、あれ~~!と思った途端にゆっくりと動き出します。
10分程格闘の末に手元に収まったのは37cm、最初の1匹目でこのサイズが来るとは・・!今回の釣行期待が持てます。
次のポイントはちょっとした滝下のプール、対岸の左端の泡の切れ目にバイオを沈めて待つこと1分。
2匹目もかなりの手ごたえ、最後の取込みは激流に乗り20m下るのを追いかけて確保したイワナは34cm。
2匹目を釣り上げた以降は当たりが暫く遠のきます、30分程釣り下った所で堰堤下の倒木の下へ仕掛けを振り込み粘ります。
3匹目は30cm、1~2匹目がデカすぎて30cmあっても小さく見えてしまうから不思議です。
その後28cmと30cmを追加して5匹釣った所でPM6:00も回り、本日は終了です。コンちゃんも34cm、32cm、30cmと全て尺上3匹の釣果でした。
翌日はAM5:00起床でコーヒーを沸かしゆっくり朝食を食べてから出発です。今にも雨が降り出しそうな曇り空。
本日は下から釣り上がります、体力に余力があれば昨日より更に上流を目指す予定。昨日と同様に砂防ダムの高巻で山の中を進みます。
河原へ降りて釣行開始です。本日もポイントポイントでコンスタントに尺上のイワナがバイオを追ってきます。
昨日3匹目を釣った同じポイントで31cm。
対岸のちょっとした垂水でアメマス系の30cm。
石裏の垂水で粘って30cm。
2回空振りで3回目で仕留めた33cm。
中々岩の下のポイントに仕掛けが入らず、20回目位でやっとポイントに餌が入って確保した31cm。
コンちゃんが粘って空振り後に引きづり出した30cm。
尺オーバーを6匹釣った所で昨日より上流域に入ります、ここからは今まで何回も0.4のハリスをぶった切られており40cmオーバーの可能性があるエリア。
仕掛けを道糸0.8、ハリス0.6に変えて、ネットをリュックから出し準備完了、仕掛けを振り込みます。「あれー!おかしいな~」何時もだと第1投目から来るはずが・・・!
なかなか反応が無い中ポイントを変えて錘を変えてやっと来たのが34cm、その後は30分程粘りましたが当たり無。
34cm止まりでチョットがっかりでしたが、これだけ釣れて文句を言っては罰が当たります。AM11:00を回った所で納竿としました。コンちゃんも30cm越え4匹ゲット。
(二人とも本日はすべてリリースしました)
帰り途中でもう一つの支流へ寄ってみようと言う事になり3年ぶりにチョット寄りました。渓相はかなり変わっていましたが3匹ほどゲットです。
黒部では珍しいヤマメ20cm。
27cmと20cm。これで今回の釣行予定はすべて終了です。近くの温泉に入ってサッパリしたところで食料を調達して本日の宿泊地へ向かいます。
二日目の宿泊は白馬の松川の河原で野宿です、まだチョット寒かったですがビールを飲みながら釣り談義に盛り上がります。酔いと疲れでPM9:00には車の中へ。
翌日はAM5:00起きで朝食後ぞれ帰路に付き今回の釣行も終了となりました。