イワナ荘日記№46 イワナの剥製 


イワナ荘日記№46 イワナの剥製

今年もオフシーズンに入り、イワナの剥製作りに挑戦です。昨年のオフシーズンも挑戦しつくづく剥製作りの難しさを痛感しました。
35㎝オス
今年の題材は昨年の6月に黒部川支流で釣り上げた35㎝のオスのイワナです。

DSCF0123
①まずは新聞紙にくるまって、半年間冷凍になっていイワナ君をぬるま湯に付けて解凍です。 DSCF0130

②ボール紙で型を取り、ホームセンターで買ってきた断熱材で中に入れる芯を削ります。これがかなり大変、イワナの大きさ通りに削ることは至難の業です。
DSCF0131
③内臓を取り出しヒレをボール紙で挿んでホルマリンに約1週間ほど漬けておきます。

DSCF0301
④次は除肉です、少しでも残ると後で脂がしみ出して変色するそうなので丁寧に取り除きます、一番大変なのは頭の中です、中々完璧には取れません。
DSCF0328
⑤除肉が完成したら先に削り出した芯材に被せます。ほとんど大きくて一度で上手くは入らないので被せては削り、削っては被せての繰り返しです。
DSCF0343
⑥次はヒレの形成です、ボール紙で挿んであったものを取り外し裏側にアクリル板を貼り付けます。そして少しギザギザを付けて格好よく仕上げます。
DSCF0524
⑦目の義眼にゴールドの塗装を施しはめ込みます、これで剥製の命が入ったような感じです。そして最後はエアガンでシュシュッと色付けをして完成です。

今年の剥製は芯材とイワナの形がピッタリ合いまして非常に良い出来栄えでした・・・但し色付けが下手くそでセンスがないのでしょうか来年の課題です。

 

-->