9月14~16日 黒部川3支流に大苦戦
<支流1>
今年の9月の黒部釣行の第1目的は3年前にトンネルが通行止めとなり行くことが出来なくなった支流へ会社のKチャンと挑戦です。
減水気味なので何とかなるだろう!と川通しでどこまで行けるか!場合によっては即座に敗退の覚悟も。14日のAM2時に車止め到着、既に1台の車の横で3人のオジサン達が酒盛りの真っ最中、折角なので御一緒に、とわいわいガヤガヤと釣談義。
昔は入れ食いだった!あの川で尺物を魚籠一杯釣ったとか!・・・・と話し込むうちに明日入る川が一緒であることが判明。
そしてトンネルでも川通しでもない山道を知っていると分かった途端にKチャンと二人で平身低頭。
翌日はオジサン達の後に続いて山道を!と言うより崖道を!所々山側に張ってあるロープに掴りずり落ちたら一貫の終わりだ~と思いながら約1時間。
林道に出てから更に1時間、で我々はこの辺りでと河原に降りることに。「お互い検討を祈る!」とオジサン達は更に上流へと上がって行きました。
3年振の景色にワクワクドキドキ、懐かしさが込み上げます・・・!流れの所々には良型のイワナが!我々の気配を察し岩陰にそして流芯に走ります。
さて~!Kチャン!釣りまくりますか~!と二手に分かれて釣行開始!ところが当日は残暑厳しく既に10時を過ぎ気温は30度超え!
中々当たりが出ない中深場の岩陰にバイオを落とし込み最初に来たのは裕に35㎝超えていたであろう大物!・・・・、片手で持つ6.3mの竿をグイグイ絞り込みます。そうです調子をこいて片手で動画撮影をしているうちに岩に潜られ0.6のハリスがプッツン!といってしまいました。トホホ!!
まっいいか、とこの時はまだ余裕でしたがそれから当たりが遠のき行けども行けども無反応、徐々に焦りが、そしてついに以前35、38㎝のイワナを釣った堰堤のポイントに!ところがそこでも一切反応無し!
ダメだ~こりゃ~!と思っていたところへKチャン合流(Kチャンもボウズ)。「Kチャンルアーやってみてよ、前に餌で全然だめな時ルアーで4連発で釣ったことがあるから来るかもよ~」と望みを託します。
するとKチャン、2投目で25㎝ヒット!・・・・・やっぱりね!と恥も外聞もなく自分も即ルアーに転向し、3投目でヒットしたイワナは29㎝!餌には一切反応無かったのに・・・!畜生!!と思いつつやっぱり居やがるんだよね、イワナ達!とキャストを続けます。
そして2匹目のヒット!さっきより強い引きをかわしつつ河原に引きずり上げたイワナは31㎝!そしてKチャンも2匹目の30㎝をゲットし御満悦。最後は40㎝はあろう大物が目の前でルアーに食い付き首を振ってラインを切りヤマメルアーと一緒に消えて行きました。
今回の釣果は黒部にしては不満足でしたが型はまあまあでしたのでまあ良しと言ったところですが季節と時間帯が良ければまだまだ行けそうな感じです。
<支流2>
14日の夕方山小屋へ入り露天風呂で汗を流しバーナーをだして焼き肉パーティー、去年はこの時期の釣行では20㎝のイワナ3匹のみ、Kチャンはボウズ!いやーな予感もしますが、前日の睡眠不足も手伝いPM8時には就寝です。
15日はAM5時起床、早速準備を整えてAM5時半より釣行開始です。川まで行ってみて嫌~な予感は更に・・・、と言うのはものすごい減水で、ポイントが川の底まで丸見え状態!で、御想像の通りです!AM9時まで頑張り私はボウズ、Kチャンは根性で最後の最後で20㎝をキープでボウズ脱出。減水もそうですが、小さい川で足跡が無数に有り、人もかなり入っているようで、この川も暫くは駄目だな~と言う感じです。
<支流3>
15日の夜は野宿をしながら今日の反省も踏まえ明日の作戦会議と言ったところですが最大の敵は減水でしょうからどうすることも出来ません。早々に就寝し16日もAM5時起床の5時半釣りスタートです。
川まで行く途中に猿の群れに囲まれまして・・・こう言う場合はどうすればよいのかな~とKチャンとあれこれ!結局ボス猿と睨みあったというか、アイコンタクトと言うか、で通してもらうことができまして無事川までたどり着きました、ナハハ!で、川の様子はと言うと、予想通りの大減水で釣りになりません。
Kチャンも私もボウズのままドン詰まりまで到着、毎年入れ食いになる最後のポイントで辛くも26、20㎝のイワナを確保、Kチャンには悪いけどホット一息です。
それから下流へ下り本流との合流手前にある堰堤のプールに上からバイオを!待つこと30秒、ガガガがン!との当りでプールを暴れまくり水面に姿を現したのは綺麗なオスのヤマメ!堰堤の上から5メートルほどの高さがありどうやって取りこむかな~と考えた挙句!エイ!ヤケクソだ~!と一気に抜き上げ無事魚籠に収まったのは25㎝の幅広ヤマメ!その後18㎝のヤマメを追加し本日の釣行は終了となりました。