6月６～７日 富山県釣行（黒部川 片貝川 早月川）
＜6日AM＞
今年も遂に黒部の季節がやってきました、天気予報では関東甲信越地方は梅雨入り、北陸地方は曇りの予報、何とか二日間もってくれ～！と愛車のプラドを走らせます。
今回の同行者は５月の釣行に続きＭクン、ルアー歴も３年目に入り腕前もかなり上達、昨年の最終釣行で黒部へ行き爆釣の味が忘れられず、今年も爆釣を夢見ていざ勝負です。
５日のPM10:00に出発、今回の最初のターゲットは黒部川支流、現地に6日AM3:00に到着、ビールで乾杯し早々に仮眠、そしてAM5:00起床で釣行開始です。
まずは第１投目から22㎝が、これは幸先良いぞ！とＭクンの方を見るとＭクンも第１投目から同サイズをヒットです。この時期かなり魚影が濃い感じです。
25㎝を追加したところで大きい渕に到着します、錘を重くして一気にバイオを底に沈め渕尻の岩の手前へ送り込みます。
すると仕掛けが真横に走りだしガツンと合せたところで上がってきたのはヒレピンの27㎝、同じポイントでもう一匹25㎝を追加し次に進みます。
ロープを伝い崖を一つ越え更に進みます、Ｍクン最少は躊躇していましたが崖の向こうには「パラダイスがあるよ～」との話に崖越えにトライです。
そしてその後27㎝を筆頭に25㎝、23ｃｍ2匹で4匹を追加です、今年のイワナはとにかく太っていて引きも強く皆綺麗なイワナでした、嬉しい限りです。
合計7匹ゲットしたところでAM8:00過ぎ、本日はこれからもう一つの支流に入る予定なので早々に切り上げです。
＜6日PM>
次のターゲットの支流まで移動に3時間、数日前に上流で崩落が有ったとのことで黒部川本流への合流地点は茶色の濁流でしたが支流の方は濁りも無く一安心。
山道の所々には落石の痕跡が、そして沢の上にはまだまだ雪びっしりと、前に立つと天然の冷凍庫のような冷たさに身が引き締まります。
少し水量は多めで遡行には少し苦労をしましたが、黒部のイワナ達は健在でした、まず第1号は釣行開始早々対岸の石裏の垂水から、バイオを振り込み待つ事5秒、ココン！！と信号を送ってきたイワナは25㎝。
黒部のイワナの魚体の綺麗さには頭が下がります、この時期まだ錆びのなごりでしょうか特に斑点が目立ってひときわ綺麗です。
ポイントというポイントには必ずと言ってよいほどイワナが付いています、バイオを振り込むとス～とイワナが餌に向かって走るのが手に取りように分かります。
ところが今回はサイズの方が今一です、尺物を釣りたいよ～と贅沢を言いながら進みますが27㎝止まりです。
時間の方もPM3:00を回りそろそろ上がるかな～と竿を振りながら考えていたその時、Ｍクンが後ろから「やったよ～33.5センチ」とネットに入ったデカイイワナを差し出してニコニコ顔。
あちゃ～、やられた～！師匠としては面目丸つぶれ、「ハイ、記念写真ね」と撮影後、ルアーマンのＭクンきっちりリリースをしました。
今回の釣果は23～27㎝を15匹、Ｍクンもルアーで10匹以上、これだけ釣れれば大満足とリュックを背負いまだまだ釣れるであろうイワナ達に分かれを告げ帰路に付きました。
＜7日AM１＞
翌日はAM4:30起き、片貝川へ向います。AM8:00に集合で北又の発電所裏から上流下流に分かれ釣行開始、水量も丁度良くコンディションは最高の感じです。
ところがボウズ・・・、ボウズ！でした。何をやっても、どこに振り込んでも一切コツリと当たりもなし。おまけに途中で川にドボン、顔まで水没全身ずぶ濡れ、こんなことがあるのか～！と戦意喪失。Mクン20～23cm5匹の釣果との事でした？トホホ！
＜7日AM2＞
次のターゲット早月川へ向います。この川は昨年チビスケイワナ2～3匹の釣果に終わっておりリベンジの予定ですが、片貝川のボウズが過りいやな予感です。
AM10:30に釣行開始、Mクンと分かれて少し上流へ向います、砂防ダムが無くなった辺りで入渓、素晴らしい渓相に惚れぼれしながら進みますが当たりが有りません。
30分経過45分経過これはいかんと川虫を探します、置き竿にしていた仕掛けを上げてみると何と20㎝のイワナが！釣り堀じゃあるまいし、と思いつつボウズ脱出に一安心。
それからはポツポツ当たりが！但し皆20㎝前後のイワナばかり、贅沢は言えませんがもう少し大きいのを釣りた～い、とバイオを振り込みます！
待つ事30秒でモゾモゾと当たりが、ガツ～ンと来たところで引きの方も強い強い、これはもしかして尺越えか！と思いきや24㎝のサビイワナで拍子抜け。
その後も20㎝前後がここぞと言うポイントでは必ずバイオに、12～3匹を釣ったところでPM1:00過ぎ、片貝川のボウズの悪夢を払拭し、型は今一でしたがリベンジ完了と言うことで早月川終了。Ｍクンも20㎝前後3匹とのことでした。
帰りに白馬の松川北又へ寄りましたが、雨と寒さと増水で釣りにならず15分で撤退です。
今回の釣行もトータルでは釣果に恵まれ良い釣りとなりました。大雨による中央道の通行止めをかわしつつPM10:00には無事帰着です。
