6月5日 宮城県 北川の幻のパラダイス
東北旅行の最後は、4日の夕方かみさんが新幹線で帰えった後、自分は残り仙台支店勤務の同期Ⅰ君の家に泊まり、5日は丸一日釣り三昧といきました。
<6日AM 名取川>
仙台在住時は何度か通った渓、記憶を辿り入渓地点を探し、6時から釣行開始です。
予想通りかなりの減水で流れは緩く川底の石は水蘚でヌルヌル、川虫もなかなか取れない最悪のコンディション。
まずはバイオで15㎝程度のイワナが2匹、その後18㎝のヤマメを1匹追加、以前はもう少し型が良かったが、人が入り過ぎている感じ!
東北まで来てこんなはずじゃない!とブツブツ言いながら釣り進むと左手から枝沢の合流が・・・。
岩をよじ登り最初の難関を突破すると流れもほとんど無く透明度抜群の大きいプールが出現。
丁度大きなライズが有り、ダメもとでそのポイントへ餌を振り込みバイオがゆっくり沈んで行ったその時、コン~!と当たりが。
本当かよ~!と合わせを入れ水中で暴れまくるヤマメの様子を眺めながら上がってきたのは少し黄色っぽい24㎝。
この後この支流で18~22㎝のイワナを4匹追加し少し余裕が出たところで本流に戻り、型は小さいが更に18㎝のイワナとヤマメを1匹つず追加。
型的には少し不満足なれど時間も11時を過ぎそろそろ上がるかな、と思いながら少し水深のある瀬にバイオを。
コツコツと明確な当りで上がってきたのは25㎝のイワナ、続けて次の瀬でも24㎝のイワナをゲット。
全体的に型が小さく何と無く不完全燃焼でしたが、最後に何とか格好が付いた5年振りの名取川でした。
イワナ15~25㎝9匹、ヤマメ18~24㎝3匹、合計12匹の釣果、今回はすべてリリースしました。
残念なことにこの地区のイワナ ヤマメはセシュウム値が基準を超えてしまっているそうです、2~30年はダメだそうです・・・・何と無く暗い気持ちになってしまいます。
<6日PM 白石川水系北川>
午後はどこをやろうか・・・、本砂金川、太郎川を見て回りましたがどこもかしこも減水でダメ、思い切って高速に乗り北川まで行ってみました。
この川は山形道に沿って流れている川で、以前仕事で通る度に渓相の美しさに一度はやってみたいと思っていた川でした。
到着してみると水量もまあまあ、キャンプ場の脇に入渓地点を見つけ3時過ぎより釣行開始です。
こんな素晴らしい渓流だと人もかなり入っていて釣果はあまり期待できないな~と思いつつ、川虫を何気ないポイントに。
コツン!!と当りで強烈な引き、上がってきたのは黄金色の丸々太った27㎝のイワナ、第1投でこいつが釣れるとは・・・!
もしかして、この渓はパラダイスなのか!いや、そんなことが有るはずない、と次のポイントでも26㎝の黄金色のイワナが・・・・・!
パラダイスだ、間違いない・・・!と釣り進むこと10分、お次に来たのは24㎝のヤマメ、続けて22㎝のヤマメ。
完全にパラダイスが確定し今日は何匹釣れていまうのだろうと、さすが東北の渓だ、などと色々考えながら素晴らしい渓を満喫。
ところがその後3匹のバラシ、え~!何でまたバレルの!といった感じで4時過ぎから5時頃までは1匹も確保できず。
こうなってくるとすべてが悪い方向へ、その後夕方の6時までは当りすらなくなってしまう始末。
もう帰りの時間があるから上がらなければと、最後にとっておきのオニチョロを付けて深場へ仕掛けを送り込んだところツンツン!!
最後にやった~!と、合わせを入れて竿にグググと乗ったとたん、奴は、ギラリと水中で光り、あざ笑うかのように針を外して去って行きやがりました。
くそ~~~!こんなことがあるのか!3時過ぎに立て続けに4匹、ゴールデンタイムの夕まず目に一匹も釣れないなんて・・・・・!
まっ、欲を言ったら切りが無いしバチが当ります、1日で16匹釣れれば御の字でしょう。
大急ぎで身支度をして高速に乗り仙台へ、レンタカーを返し19時26分のはやてに飛び乗り22時に無事自宅到着です。
今回の釣行で釣った魚はすべてリリースしました、旅行でしたので持ち帰りもできないですし、例のセシュウム問題もありましたので、これを機に今後なるべくリリースをとも思いますが・・・。
さて、7月は今年最初の黒部へ行く予定です、デカイのを仕留めてまた日記でご披露出来るよう頑張ります。