8月6~8日 夏の溪(姫川 高瀬川水系)
8月入りして東京は37℃の猛暑が続く中、何時もの釣友コンちゃんと涼を求めて今回は長野県中信エリアの溪を目指します・・まず6日夕方のターゲットは姫川の支流O!
PM3時からの3時間勝負・・ですがこの時期アブの猛攻が予想されるため予めウエイディングシューズから全て準備を整へ車から飛び降り一気に河原迄突っ走ります。
数匹の攻撃は有りますが水際に居れば何とか釣りの出来るレベル・・時々アブをはたきながらの釣行開始ですが気温の方は30℃越えの中での釣行です。
気温に加え異常な程の蒸し暑さ・・汗が滴り落ちる中での釣行は時合が悪すぎたのでしょうか・・全く反応が有りません。
高巻をして藪漕ぎをして川通しをして上流を目指しますが、餌・テンカラ・コンちゃんのルアー・・何をやっても何処のポイントでも無反応が続きます。
かなり上流まで進んで今まで入ったことのない領域でコンちゃんが25㎝の良型をヒットボウズ脱出しますが・・こちらは依然としてボウズまっしぐら!
PM5時を廻ったところで砂防ダムで行き止まり・・折返しに入りますが「これはまずい・・ボウズだけは回避しなければ」とアブの攻撃をかわしながら気合を入れ直します。
暫くして何とか18㎝をヒットしますが・・我々のルールで20㎝未満はカウント対象外・・「20㎝1匹で良いから釣れてくれ~!」と更に進みます。
PM5時半過ぎ・・蒸し暑さと共に汗も吹き出しアブの猛攻の中「どうせボウズならテンカラの練習だ~!」とヤケクソでテンカラにチェンジです。
対岸の岩際に上手い具合に毛鉤が入ったところでラインが引っ張られます・・22cm確保で・・ガッツポーズでボウズ脱出です!
良し!「ならば2匹目を狙うぞ~!」と行きたいところでしたがアブの猛攻が更に酷くなり限界!・・車に逃げ込み本日終了となりました。
翌日のターゲットは白馬の溪M・・当然のことながら事前情報で白馬でもアブの大量発生との事・・何処のポイントに入るか・・車からエントリーがし易い場所を選びます。
今回選んだポイントへ行ってみるとアブはそれほどでもない感じです・・普段は水量が多くて釣りづらいポイントですが今回は水量少な目で期待が出来そうです。
AM5時からスタート・・早々に瀬尻で20㎝をヒットしますがこの溪では開始早々に小型をヒットした時は後が続きません・・嫌な予感です。
予感通り1時間程反応無しが続きますが岩裏の垂水で22cmがヒットしてくれました。
続いてのポイントでは対岸のトロ瀬を丹念に探ります・・ここには絶対いるだろうと粘ります・・何回か錘の調整をして仕掛けを流れになじませます。
10分程粘ったところで左沈み石の手前で仕掛けが止まります・・ソレ~!と合わせを入れて読み通りに上がって来たのは良型の27cm・・かなりのデブイワナでした。
次のポイントは水深のあるトロ瀬・・数回流して仕掛けを引き上げようとしたところで魚の反応・・ところが合わせが甘かったのか水面まで魚体が出てきたところですっぽ抜け!
「マジか~デカかった!」・・ダメ元でもう一度流てみるとラインが不穏な動き・・「まさか!」で上がって来たのは31㎝・・「釣れてくれてありがとう!」と流れに戻します。
その後もポツポツ・・23cmと22㎝を追加して進みます。
途中で2匹のカエルに出会いました・・左は種類は良く分かりませんが4~5cm位、左は「ニホンヒキガエル」だと思います・・15cm位ありました。
この溪で31cmを筆頭に6匹・・かなりの釣果です・・本日は天気の方も曇りがちでアブの猛攻もなく助かりました・・11時を廻ったところで午前の部終了です。
午後の部は大町の溪Kへ・・このターゲットはエントリーに40m程の崖を下るので結構命懸けでですが谷も深く遡行するのも命懸けです。
本来であれば何処かで時間をつぶして夕方エントリーしたいところですが天気予報の方がPM3時から雨との事・・何とかなるだろうとPM1時過ぎに入渓します。
ところがPM1時から4時過ぎまで一切反応無し・・それほど人の入った形跡も無いし・・ただ気掛かりだったのは渓相がかなり変わっていまして・・相当な大水が出たのか!
釣れない理由をあれこれ考えながらの遡行ですが遂に行き止まり地点に到達です・・「ボウズだけは回避しなければ」・・と下りに期待をして折返しに入ります。
往路で攻めたポイントをまた丹念に探っていきます・・そして何とか20㎝を2匹ゲットです・・両ポイント共に当然のことながら行きにも相当攻めたポイントですが!
小型ながら執念のボウズ回避で一安心でしたが・・脱渓の時突然大雨が降り出し40mの崖を登りずぶ濡れになって這い上がりPM5時に車到着、午後の部終了です。
7日の夜はイワナ荘でゆっくりでしたが翌日の8日は二日間のハードな釣行でコンちゃんも私も体中が筋肉痛と言うかボロボロでAM6時に起床です。
このまま帰るのも何なのでテンカラ縛りでホームリバーで9時までの2時間勝・・何とか15cmでしたがヤマメをゲットで全て終了となりました。
以上で今回の釣行も無事終了です・・釣果の方は中々厳しい結果でしたがターゲットは結構ハードなターゲットでしたのでケガも無く良しとしなければと思います!
イワナ荘に戻り掃除、後かたずけ、タープを外し、雨戸を閉めてAM10時半帰路に・・そしてPM2時過ぎに無事帰着となりました。