7月25~26日 北陸・富山渇水の溪
梅雨も明けて猛暑が続く中、久し振りにルアーマンのコンちゃんとの釣行、25日のAM2時に出発、中央道を直走ります。
今回のターゲットは北陸富山の溪・・途中1回の休憩を挟んで約6時間、AM8時過ぎに到着です・・これから支流を目指して約1時間、登山道に突入です。
眼下に支流の流れを眺めながら昇って下ってを繰返し真夏の暑さにヘトヘトになりながら登山道を進みます。
今回の入渓地点は本流へ合流する地点の下流域・・何時もはもっと上流に入渓しますが、今回は歳の事も考え多少楽に入れる下流域へ入ることに!
1時間程で入渓地点の河原に降り立ちます・・初めてのエリアなので河原伝いに何処迄行けるか・・多少渇水気味で何とかなるだろうと早速釣行開始です。
下流エリアで比較的エントリーもしやすいので釣り人もまあまあ入っているようで多少の足跡が有りますがK川の支流、ある程度は釣れるだろうと進みます・・・!
釣行開始で30分、1回バラシが有ったもののそれ以外は反応無し・・「これは困ったな!!」と素晴らしい渓相を眺めながら進みます。
1時間経過したところで瀬に狙いを変えて仕掛けを流します・・何回か流したところで対岸際の瀬尻で仕掛けが止まります。
ラインを張ると明確な当たりが・・やっと28cmのイワナをゲット、ボウズ脱出です・・実はこのイワナ写真撮影をしているときに10匹以上のミミズを吐き出しました!
大水が出た後でもないのに何でこんなにミミズを食べているのか!と不思議でしたが、この後川虫を取っているときにミミズが網に・・!。
この猛暑の時期よくミミズが路上で干からびていますが、もしかしたら暑さから逃げるために水の中に逃げ込んでいるのではないかと・・水中でも生きていけるのならば。
というようなことを考えながら、その後途中でテンカラに変更したりしてPM2時まで頑張りましたが遂にギブアップ・・釣果1匹で終了となりました。(コンちゃん2匹)
車まで戻り「ここまで来て28cm1匹とは!」などとブツブツ言いながらウエーダーを脱いで明日のターゲット剣岳方面の本日の宿へ・・本日は終了です。
26日のターゲットは剣岳の麓を流れる溪・・AM4時半過ぎに到着しまだ薄暗い中林道を歩き始めます。
梅雨明けのこの時期既にオロ(アブ)の猛攻が有りましたが、蚊取り線香を腰のぶら下げて歩いたところ意外と効果有りでした。
約1時間林道を歩き入渓ポイントの橋に到着・・そして川を覗いて「ガ~ン!」・・「水が・・水が無い!」
「こりゃ参ったな!!」と戦意喪失するなか何とかボウズだけは回避しなければ・・と釣行開始です。
橋の下の最初のポイント・・毎回2~3匹は釣れるポイントですが・・5分・・10分・・音沙汰無し!
ダメだ!移動だ・・と思った瞬間にやっと当たりが・・22cmをゲットです。
何とかボウズは回避ですがもう少し型の良いやつを・・と進みます。
この川は漁業権の設定が無く放流などは行われていないそうなので中々大物はいませんがその後2匹追加・・サイズは18と19cm。
「もう少し大きいやつを!」と暫く進んだこのポイントでは第1投目で当たりが!
ココン!と明確な当たりで上がって来たのはここでは良型の23㎝。
その後一旦テンカラに変更しますが24~5cmのバラシが1回のみで終了・・再び餌にチェンジ・・最後にこの堰堤で粘ります。
10分程粘って20cmをゲットしたところで時刻の方はAM10時過ぎ、午前の部終了です・・渇水で苦戦をしましたが小型ながらも5匹の釣果、何とか格好が付きました。
午後の部は帰りの事を考えて白馬まで移動します・・ターゲットは先月まで入れなかった林道の通行止めが解除になっていた溪の北又。
テンカラ縛りでスタートしましたが、昨年と渓相がかなり変わっていてポイントらしいポイントがほとんど無くほぼストレートの渓相。
数少ないポイントを探しながらの拾い釣り・・30分程進んだところで岩下の垂水にテンカラを打ち込みます。
ラインが横へ引っ張られたところで合わせを入れると確かな手応え・・小型ながら20cmをゲットです。
その後は当たり無しというより渇水も重なってポイントが無しの状態・・ドン突きの堰堤まで行って約1時間程で終了です。
時刻の方はPM3時半・・何となく不完全燃焼で「このままでは帰れん!!」とコンちゃんと意見は一致・・帰り途中の大町の渓へ寄り道です。
他の溪に比べて水量はまあまあ、PM5時過ぎから6時半まで・・コンちゃんは下流へ自分はテンカラ縛りで上流へ・・釣行開始です。
スタートして15分・・対岸の岩盤沿いにテンカラを打ち込みます・・数回流したところでラインが止まります!
合せを入れるとラインが上流へ・・24cmの良型ゲットです。
このポイントでは左側の巻き返しにテンカラを打ち込みます!
1投目でマーカーが引っ張られます・・最後の1匹23㎝の良型ゲットです。
以上で今回の釣行も全て終了となりました・・メインの北陸の溪では渇水もあって中々厳しい結果でしたが、帰り際のチョイ釣りではテンカラでまあまあの釣果を上げることが出来ました。
帰路は中央道の渋滞も回避出来てPM10時過ぎに無事帰着です。残りもあと2ヶ月・・良い釣りが出来ますように。