7月10~12日 梅雨入り釣行・第3段(後編)
10日に大町、小谷の溪でまあまあの釣りをした後、次のターゲットの富山県へ移動、道の駅で車中泊・・11日はAM5時起きでターゲットのK川本流へ向かいます。
一昨年の6月、0.4号のハリスを2回程ブチ切られそれ以降何度か挑戦をしていますが今のところリベンジ果たせず、今日こそはと支度を急ぎます。
8mの本流竿を担いで河原に降り立ちます・・水量は若干少な目なのが気になりますが濁りは無し・・何とかなるだろうとAM6時から釣行開始です。
まず最初は何の変哲もない流れに腰まで立ち込んで、流れに合わせた錘の調整と目印を動かしながら水深の調整を、そして今日こそはとハリスは0.6号を!
少しずつ場所を移動してポイントを探っていきます・・仕掛けが流れになじむようになって15分経過・・微妙な当たりを2回程空振りします。
3回目の当たりにタイミングをワンテンポ遅らせて合わせを入れるとやっと針掛・・まあまあの引きで上がってきた最初の獲物はヤマメ25cm。
その後も移動を繰返しながらヤマメの微妙な当たりとイワナのグン!と来る当たりを取りながら釣果を重ねていきます。
サイズの方はヤマメもイワナも大体25~6cmで型揃い!4~5匹釣ったところで当たりが暫く遠退いたので一旦ハリスを0.4号に変えてみます。
すると再びあたりが出始めますがサイズの方は25~6㎝止まり・・ハリスは0.4号なので超大物は無理でもせめて尺物が来ないかと続けます。
水深のあるこのポイントで粘っているとグン!と抑え込むような当たりが・・「遂に来たか~!」と合わせを入れて竿を立てようとした途端に竿がのされて以上終了です!
「が~ん!またしてもダメか~!!0.4号じゃやはり無理だよな~!」と悔やまれますが0.6号だと食って来ない可能性も大きいわけで悩みどころです。
午後の部は1時間ほど移動してK川の南俣へ入ります・・この川は余り魚影も濃くなく釣果も期待できませんが渓相が抜群でたまに足を運びます。
少し増水気味で釣りずらそうですが何とかなるだろうとテンカラでスタート・・最初のポイントで23cmが!
「今日は行けるかも!!」と進みますが30分程進むと増水で遡行が困難に・・無理をしてもいけないので断念して一旦林道に上がります。
入れそうな場所を探して上流へ行ってみますが河原へ降りれる場所が無いのに加えてかなりの場荒れ・・時刻の方はPM4時過ぎ午後の部は断念して移動に入ります。
本日の車中泊は白馬・・途中のスーパーで食料を調達してPM6時より一人宴会突入・・缶ビールを3本程開けてPM20時にはお開きです。
翌日はAM5時起き、前々回の釣行で新規開拓で入ったものの増水であえなく撤退した溪へ向かいます。
車止めから林道を30分程歩いて入渓ポイントへ・・水量は前回よりはずいぶん減水していて遡行も問題なく行けそうな雰囲気です。
と言うか水量的には少し増水気味と言った感じで丁度良いレベル・・ただし流石白馬の渓水温は5℃・・差し込むような冷たさの中を進みます。
最初は普通なら素通りするようなポイントでしたが念のため一応バイオを振り込みます・・するとス~~!と黒い影が走ります。
「なに~!」と言った感じですが特に当たりは有り無し・・一応合わせを入れて見ると確かな手応え・・いきなり丸々と太った24cm確保です。
次のポイントは対岸の緩い流れ・・岩下の瀬頭の垂水で粘るも当たり無し・・ならば瀬尻の沈み石には居るだろうと狙いを変更します。
予想的中・・沈み石の脇を仕掛けが何回か通したところで一瞬止まります・・続けて24~5cmの良型イワナゲットです。
その後もポイントというポイントではほぼ反応が・・しかもみんな丸々と太った型揃い。
今年は雪代が収まったのがこの7月入りであまり釣り人が入っていないのでしょうか、初めての渓でこれだけ良い釣りが出来ると何だか申し訳ない感じです。
その後も反応は続きます・・上のイワナは手前の岩の下で食ってきましたが首振りで一旦バラシ・・もうダメだろうと念のため再度流したら再び同じ場所で食ってきました。
本流から上がってきたのでしょうかイワナオンリーの溪かと思ってましたが、ドン突きの堰堤下で20cmのヤマメ。
堰堤下の右端の最後のポイント・・泡立ちが途切れるほんのチョットの隙間に錘を追加してバイオを落とし込みます。
掃き出しへ向かう仕掛けが一瞬止まったところで合わせを入れます・・最後の1匹は、今回の釣行最大の29cm・・最後の締めくくりとしては十分な1匹でした。
今回の釣行も無事終了です・・前回、前々回の梅雨入りしてからの釣行は増水の影響でかなり苦戦を強いられましたが今回は雪代も納まり何とか良い釣りが出来ました。
この白馬から自宅までは約4時間、中央道の渋滞に巻き込まれないうちにとAM9時帰路にそしてPM13時過ぎには無事帰着です。