7月27~28日 梓川でのチョットした遭難

7月27~28日 梓川でのチョットした遭難

今回の釣行はルアーマンのKチャンに加え最近バス釣りから渓流ルアーに転向したmクンと3人。26日PM10時まずは梓川へ向け出発です、27日AM1:00現地到着、ビールとおつまみの焼き鳥(Kチャン奥さんの差し入れ)で乾杯後仮眠をとります。そして松本支店の同期のルアーマンMクンがAM4:30に現地合流、餌釣り師1人対ルアーマン3人の戦いスタートです。

<27日AM梓川>
AM9:00に集合で私とMクン、Kチャンとmクンと二人ずつ分かれ入渓です。まずはバイオを付けて第一投を振り込んだ瞬間に当たりが・・凄い!今日は入れ喰い、大漁の予感。グイグイ引く強烈な引きは予想道りブラウントラウト、25~6㎝かな~と思いながら取り込みでラインを持った瞬間にハリス切れ。か~、しくじった!と思いつつ、まっ仕方ない・・とこの時点ではまだまだ余裕のヨッチャンでした。で、ご想像の通りそれから魚達との無言の戦いがスタートします。振り込んでも振り込んでも無反応、渓相もまあまあ、水量もまあまあ、時間帯もまあまあなのに無言です。
そうこうしているうちに雷が・・ヤバいヤバいと思っているうちに今度ポツリポツリと雨が・・・そしてあっという間に大粒の雨となり土砂降りに。 一旦避難じゃ~と竿をたたみ河原の岩の上をスタコラと急いでいる時に事件は起こりました。
浮き石が崩れ、右足が岩の間に入りその上に直径7~80センチの岩がのっかり挿まれてしまったのです。
焦りました~!土砂降りの雨の中身動きが取れなくなり、挿まれた右足は岩に押しつぶされそうになりどうやっても足は抜けません。
M君は下流に釣下っているため姿は見えず、まずは、冷静になれと自分に言い聞かせ状況を再確認。挿まれている足の確保、これ以上圧迫されないように適度な大きさの石を咬ませます。
そして暫くあれこれやってみますが7~80㎝の岩はビクともせず・・・本当にヤバいかもと思い暫し途方に暮れます。
30分程経過した時、足だけなら抜けるかも・・とまづはリュックを下ろしベスト、カッパを脱いでウエーダーから足を抜いてみます。
ギリギリでした、隙間の隅の方に足を移動させギリギリで脱出成功です、いや~助かった~、抜けた瞬間の安堵感!今まで味わったことが無い感覚でした。
これが一人で黒部の山の中だったらと思うとゾットします、それから何とかMクンと合流、今起こった事件を話しますが「ふ~ん!」と他人事、まっこんなもんでしょうね。
で、やっぱり釣り吉でしょうか、気を取り直して雨が小ぶりになったところで梓川へ再チャレンジです。
そしてまずは根性で18㎝のアマゴを釣ってボウズ脱出、こうなりゃもう1っ匹じゃ~と最後は深瀬の真ん中の沈み岩へバイオを送りみ、見事な丸々太った28㎝のイワナをゲット、切りの良いところで梓川終了としました。
他の3人の釣果については、Mクン25㎝ブラウン1匹、Kチャンボウズ、mクン21㎝ブラウン1匹(ラインブレイクで大物バラシ)で以上私の勝利でした。ナハハ!

<27日PM飛騨川>
PM3時から岐阜県の飛騨川へ、再び二手に分かれてPM6:30までの勝負です。渓相抜群、水量よし、川虫確保、時間帯OK、そして先行者の気配有りに嫌な予感。
予感的中です、
結果は私ボウズ、Kチャンボウズ、mクンボウズ、Mクン20㎝イワナ2匹(但しキャッチ&リリースのMクン証拠写真なし!) でMクンの勝利?です。

<28日AM奈川>
本日はAM5:00からAM8:00までの3時間勝負です。銘々が奈川のポイントへ散って行きます。幸先良くイワナ荘下のいつもの大淵で22㎝のイワナをゲット、これで気が緩みました、8:00まで粘りましたが追加無しで終了です。
減水気味のところへ透明度が良過ぎました、結果は私22㎝イワナ1匹、Mクン、Kチャン、mクンいずれもボウズ、またもや勝利です。 今回の餌釣り師:ルアーマン3人の対決は2勝1敗で私の勝ちとなりました、ハハハハ!!まっ餌ですから当たり前ですかね。

奈川終了後4人で反省会の朝食を取り9:30には帰路に着きました、梓川での足挟まれ事件はやはり今考えてもぞっとします。渓流釣りを甘く見てはいけませんね、事故が起こらないように注意せねばと再認識です。

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